次のお客様のチェックインまで時間がないほど、作業の順番が重要です。設備確認からお客様目線の最終チェックまで、動線を固定しましょう。
2026.10.26
チェックアウトしたお客様が出てから次のお客様が来るまで、時間に余裕はありません。プールの水は昨日より濁って見え、バーベキューグリルには油汚れが残り、お湯がきちんと出るかの確認すらできていない。慌てて片付けて済ませると、レビューに「水が気持ち悪かった」「においがした」と書かれてしまいます。
🧭 動線を先に決めれば見落としが減る
清掃は一生懸命やることより、順番が大切です。運営経験上、まず故障・安全を確認し、次に大きな清掃を行い、最後にお客様目線で点検する流れが安定しています。
まず:設備が作動するかを確認します。故障があれば、清掃より対応が先です
次に:バーベキューエリア → プール → 室内の順に片付けます。屋外のほこりや水気が室内に入らないようにします
最後に:お客様が最初に立つ位置から、目と鼻でもう一度確認します
📋 エリア別点検チェックリスト
エリア | 点検項目 | 記録すること |
プール | 水の透明度、底面・壁面の異物、におい、排水・循環設備の作動 | 全体写真、異常時のメモ |
水温・お湯 | 水温、給湯器の作動、シャワーのお湯 | 点検時刻、異常の有無 |
バーベキュー | グリルの清潔さ、ガス・炭の状態、換気、トング・食器 | 片付け後の写真 |
周辺 | 床の滑りやすさ、照明、パラソル、安全設備 | 破損・交換が必要な項目 |
水質管理、消毒、安全設備に関する基準は、施設の種類や地域によって異なる場合があります。具体的な基準は関連法令や管轄機関への確認が必要です。火気使用の基準も、管轄の消防署・自治体に確認してください。
⚠️ レビューの不満はたいていこの3つから生まれる
不満の種類 | よくある原因 | 予防の習慣 |
水の状態 | 循環・管理の間隔不足 | チェックイン直前の目視点検 |
におい | 排水口、グリル、濡れた小物 | 換気と乾燥の確認 |
設備の故障 | 点検漏れ、消耗品の放置 | 定期点検日を固定 |
💡 写真で残す点検記録
点検を終えた状態をエリアごとに写真で残しておけば、ひとつの習慣で2つのメリットが得られます。スタッフが替わっても基準が同じに保たれ、苦情が入ったときには当時の状態を確認する根拠になります。動画レビューをもとに露出を広げるOTA「Tripbtoz」のようなチャネルでは、ゲストが投稿した動画に設備の状態がそのまま映ることがあるため、写真記録は社内基準の点検にも役立ちます。ただし、ゲストコンテンツの表示方法はプラットフォームによって異なる場合があります。
チェックリストは長いほど守られなくなります。
自分の施設で最もよく問題になる項目をいくつかだけ絞り込み、今日の清掃から使ってみましょう。